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eSIMガイド

トラベルeSIMを使ってもWhatsAppの番号はそのまま?

トラベルeSIMでデータ通信をしても、WhatsAppの番号は変わりません。アカウントはいつもの番号に結び付いたままで、eSIMはインターネット接続を提供するだけです。しくみと、避けたいいくつかの操作を紹介します。

10分で読めます

結論:そのまま使えます

はい。トラベルeSIMでモバイルデータ通信をしても、WhatsAppはいつもの電話番号を使い続けます。チャット、グループ、連絡先はそのままで、相手はいつもと同じ番号でメッセージを送れます。

WhatsAppは、どのSIMがインターネット接続を提供しているかを気にしないからです。電話番号はアカウントの識別にだけ使われ、WhatsAppを最初に設定したときに認証済みです。その後は、ホテルのWi-Fi、カフェのネットワーク、トラベルeSIMのデータ回線など、どんなデータ接続でも動きます。

主に避けたいのは、旅行中にWhatsApp内で電話番号を変更したり、アプリを再インストールしたりすることです。新たな認証が必要になる場合があります。こうしたケースについては後ほど説明します。

電話番号とデータ接続が別々である理由

トラベルeSIMを入れた最近のスマートフォンには、実質的に2つの回線があります。今のSIMは電話番号を持ち、通常の通話とSMSを担当します。トラベルeSIMは通常データ通信専用で、モバイルインターネットを提供します。どの回線に何を任せるかは設定で決めます。

WhatsApp、Signal、Telegram、Messengerなどのアプリはインターネットサービスです。メッセージ、音声通話、ビデオ通話をデータ通信で送受信します。電話番号は通信の経路ではなく、アカウント名として使われます。そのため、どこからでもインターネットにつながっていれば、普段どおりに動きます。

連絡先の相手からはどう見えるか

相手にとっては何も変わりません。プロフィール、電話番号、チャット履歴は同じです。メッセージや通話も自宅にいるときと同じように届きます。トラベルeSIM自体の情報がWhatsAppで誰かに表示されることはありません。

トラベルeSIMには独自の番号がありますか?

Spidotのほとんどのプランを含め、トラベルeSIMの多くはデータ通信専用で、独自の電話番号はありません。データ+通話プランのように通話とSMSが含まれている場合でも、アプリ内で意図的に番号を変更しない限り、WhatsAppがそちらに切り替わることはありません。

海外でWhatsAppを使うためのスマートフォンの設定

WhatsApp自体の設定を変える必要はありません。設定はスマートフォンのモバイル通信の設定で行います。

  • 出発前にトラベルeSIMをインストールしましょう。自宅のWi-Fiで行うのが理想的です。iPhone、Samsung、Pixelのガイドをご覧ください。
  • 今のSIMはオンのままにしましょう。通話とSMSでいつもの番号に連絡がつくようにしたい場合は、通話とSMSのデフォルト回線に設定しておきます。
  • モバイルデータ通信にはトラベルeSIMを選びましょう。
  • 到着したら、トラベルeSIMだけデータローミングをオンにしましょう。ご契約の通信会社からの請求を避けるため、今のSIMのデータローミングはオフのままにします。スイッチの場所はデータローミングのガイドで紹介しています。
  • WhatsAppを開き、テストメッセージを送ってみましょう。数秒でつながるはずです。

今のSIMはオフにしたほうがいいですか?

その必要はなく、どちらの場合もWhatsAppは使えます。今のSIMをオンにしておけば通常の通話とSMSを受け取れるため、銀行の認証コードを受け取るのに便利です。オフにすると着信時のローミング料金がかかる心配はなくなりますが、SMSを受け取れなくなります。ほとんどの旅行者は、その回線のデータローミングをオフにしたうえで、今のSIMをオンのままにしています。

旅行中に避けたいこと

いくつかの操作をすると、WhatsAppから電話番号の再認証を求められることがあります。認証は通常、その番号へのSMSか音声通話で行われますが、今のSIMがオフだったり電波がなかったりすると、海外では受け取りにくくなります。

  • 「電話番号を変更」機能でWhatsAppをトラベルeSIMに移さないでください。その必要はなく、そもそもデータ通信専用のeSIMでは認証コードを受け取れません。
  • 旅行中はWhatsAppの削除と再インストールを避けましょう。新しくインストールすると、電話番号の再認証を求められます。
  • 帰国まで待てるなら、旅行中に新しいスマートフォンへWhatsAppを移すのは避けましょう。
  • 出発前にチャットのバックアップを最新にしておきましょう。万一再インストールが必要になったときのためです。
  • 2段階認証をオンにすることも検討しましょう。WhatsAppのアカウント設定で設定でき、PINは安全な場所に控えておきます。

WhatsAppから認証を求められた場合

SMSや電話を受け取れるよう、今のSIMを有効にしておきましょう。ローミング中のSMSの受信は無料か安価なことが多いですが、ご契約の通信会社によるため、規約を確認してください。そのときに今のSIMの電波がない場合は、時間をおいて再度試すか、Wi-Fiに接続して、選択肢があれば音声通話での認証を使いましょう。

iPhoneのiMessageとFaceTime

iPhoneで2つ目の回線を追加すると、iMessageとFaceTimeにどの回線を使うかを尋ねられることがあります。今の番号を選んでください。データ通信専用のトラベルeSIMには番号がないため、iMessageとFaceTimeでは今の番号がそのまま使われます。

iMessageとFaceTimeも、WhatsAppと同じようにデータ通信で動きます。トラベルeSIMがデータ通信を担当していれば、青い吹き出しのメッセージやFaceTime通話は普段どおりに使えます。eSIMをインストールした後にiMessageが「アクティベーション待ち」と表示される場合は、「設定」>「メッセージ」>「送受信」で、今の番号とApple IDにチェックが入っているか確認してください。

緑の吹き出しのSMS

iMessageを使っていない相手へのメッセージは、今のSIMから通常のSMSとして送信され、ご契約の通信会社のローミング料金がかかります。これを避けたい場合は、その相手とはデータ通信を使うメッセージアプリでやり取りしましょう。

そのほかのメッセージアプリと通話アプリ

同じ考え方は、ほぼすべてのインターネット型のメッセージアプリと通話アプリに当てはまります。Signal、Telegram、Messenger、Viberなどのアプリは、アカウントや電話番号に結び付いていますが、通信はデータで行います。トラベルeSIMが接続を提供していても、今のアカウントのまま使えます。

多くの通信会社が提供しているWi-Fi通話は少し異なります。これは、インターネット接続を使って今の番号で通話を発信・着信できる機能です。別のSIMのモバイルデータ通信で使えるかどうか、通話料金がどうなるかは、通信会社とスマートフォンによって異なります。海外で頼りにする前に、ご契約の通信会社の規約を確認してください。

銀行の認証コードと2段階認証のSMS

多くの銀行やサービスは、今もワンタイムコードをSMSで送っています。これらはトラベルeSIMではなく、今の番号に届きます。海外で今のSIMをオンにしておく主な理由の一つです。

  • SMS用に今のSIMを有効にしておきましょう。その回線のデータローミングはオフにします。
  • 認証コードが必要な支払いを始める前に、今のSIMの電波を確認しましょう。どのネットワークでローミングするかは、ご契約の通信会社が決めています。
  • できれば認証アプリを使いましょう。銀行のアプリでの承認も同様です。これらはデータ通信で動き、SMSに依存しません。

今の番号への通常の電話

誰かが通常の電話であなたの番号にかけると、eSIMではなく今のSIMに着信します。プランと渡航先によっては、海外での着信にご契約の通信会社の料金がかかることがあります。この料金をかけずに電話を受けたい場合は、WhatsAppやFaceTimeで通話してもらうよう頼みましょう。

旅行中にノートパソコンやタブレットでWhatsAppを使う

WhatsAppのリンク済みデバイス機能を使ってノートパソコンやタブレットでWhatsAppを利用している場合、それらの端末も海外でそのまま使えます。ホテルのWi-Fiでも、トラベルeSIMで動くスマートフォンのテザリングでも、利用できるインターネットで接続します。電話番号とチャットは、どの端末でも同じです。

スマートフォンの接続をノートパソコンと共有する場合は、ノートパソコンの使用量もトラベル用のデータから差し引かれることを忘れないでください。メッセージ自体は軽いものの、デスクトップアプリは活発なグループチャットの写真や動画を同期することがあります。出発前に、リンク済みの各端末でメディアのダウンロード設定を確認しておくとよいでしょう。

出発前のかんたんチェックリスト

  • WhatsAppのチャットをバックアップする。
  • 海外でアップデートを求められないよう、Wi-FiでWhatsAppを最新版にしておく。
  • 2段階認証を設定し、PINを控えておく。
  • トラベルeSIMをインストールして名前を付け、モバイルデータ通信に選んでおく。
  • SMS用に今のSIMはオンにし、その回線のデータローミングはオフにしておく。

WhatsAppがつながらない場合

WhatsAppに「接続中」と表示されたり、メッセージのチェックマークが1つのままだったりする場合、原因はほぼ必ずデータ接続で、電話番号ではありません。

  • モバイルデータ通信にトラベルeSIMが選ばれているか確認します。
  • トラベルeSIMの回線でデータローミングがオンになっているか確認します。
  • ウェブページを開いて、そもそもデータ通信ができているか確認します。
  • 機内モードをオンにしてからオフにするか、スマートフォンを再起動します。
  • どのアプリでもデータ通信ができない場合は、海外でeSIMが使えないときの対処法の記事をご覧ください。

よくある質問

トラベルeSIMをインストールするとWhatsAppのチャットは消えますか?

いいえ。eSIMのインストールはWhatsAppやそのチャット履歴に影響しません。チャットはこれまでどおりスマートフォンとバックアップに残ります。

今のSIMを取り外してもWhatsAppは使えますか?

はい。今のSIMを取り外しても、WhatsAppはデータ通信で使えます。ただし、その番号でSMSや通常の電話を受け取れなくなるため、WhatsAppや銀行から認証コードを求められたときに困ることがあります。

トラベルeSIMでWhatsAppの新しいアカウントを登録できますか?

データ通信専用のトラベルeSIMには番号がないため、登録に必要なコードを受け取れません。WhatsAppの登録には、SMSまたは電話を受けられる番号が必要です。

WhatsAppの通話はデータをたくさん使いますか?

音声通話は比較的軽く、1分あたりおよそ0.5〜1MB程度です。ビデオ通話ははるかに多く、1時間あたり0.5〜1.5GB程度になることがよくあります。いずれもおおよその数値で、画質によって変わります。

WhatsAppで海外にいることが表示されますか?

WhatsAppに表示されるのは今の電話番号で、それは変わりません。データ接続がどのネットワークや国からのものかが連絡先の相手に表示されることはありません。

出発前にプランと最新の料金をご確認ください。お支払い後すぐにQRコードをメールでお届けします。